私たちは、都心部の地域医療をにない、一人ひとりの患者さんを「最期まで診る」ことにこだわる総合診療専門医・家庭医療専門医を養成したいと考えています。
小豆沢病院の「総合診療・家庭医療専門研修プログラム」と東京民医連の「家庭医療レジデンシープログラム」は、都心部の地域医療をになう病院や診療所で活躍する総合診療専門医・家庭医療専門医を養成するために創られました。
都心部の地域医療では、救急外来や病棟医療で急性期の治療を行い、退院後も外来や在宅医療にて、慢性期から終末期まで継続して主治医としてかかわる医療が求められます。必要に応じて専門医療機関や開業医、様々な施設とも連携しながら、一人ひとりの患者さんを「最期まで診る」ことにこだわるのが都心部の地域医療の醍醐味です。
「病気だけを診る」「入院中だけの主治医」という医療とは一味違う、地域に深く根ざし、患者さんに寄り添いながら総合性や継続性を発揮した医療を展開する…そんな「医師像」を実現する専門研修のプログラムです。
なお、2つのプログラムは共に日本プライマリ・ケア連合学会の認定プログラム(ver2対応)で、専門研修修了後は家庭医療専門医の受験資格が得られます。